魔力
- 鳥卵
- 2023年4月12日
- 読了時間: 2分
自創作は今のところ、安デイ以外は「魔力」という概念が存在します。人外が持つ不思議な力として名高いもののひとつですね。
ドラゴンの国では、魔法を使うのに使用します。警護隊と遊撃隊という民の命を守る組織が存在するため、自分で自分の身を守らなければならない場面が極端に減った一般竜たちは、魔法を使えない、もしくは初級だけ使えるといったレベルの竜が多いです。現在では軍隊にでも入らない限り、魔法以外のスキルが重宝されることの方が多いようです。
くろくらでは言妖が魔力を有しており、能力の使用や身体強化に使用します。言妖は食事をとらなくても生きられる特徴がありますが、これは生命維持に魔力を使っているからです。食えば魔力はいらんのかと問われれば別にそんなことはなくて、魔力がゼロになれば死にます。魔力を使わずにいれば徐々に回復しますが、例外としてクライは何かを食べることで、ネムは眠ることで魔力を回復します。
頭にある2つの触角と尾によって魔力を制御しており、これらを切断したりして失くすと、何かしらの悪い影響が出ます。例えばクライなら、溜められる最大量が減っていたり、使わずにいても微量ずつ失われたりしています。良いことはひとつもありませんね。
龍コトは魔力があるとどこにも書いてないんですがあります。龍神が持つ力で、魔法のような超常現象を起こすのに使います。ただ、龍神単体では一度に使える魔力の量が非常に少ないです。バケツ一杯の魔力を持っていても、爪楊枝で空けた小さな穴からしか出すことができません。作中で強いとされるような龍神でさえ、このままではコップをいっぱいにするのにも時間がかかります。そこで必要になるのが依代の存在であり、依代の言葉(呪文)に含まれる力で穴を大きくすることで、一瞬でコップをいっぱいにできます。呪文にも強さがありますが、これは穴の大きさが変わる感じですね。
世の中には魔力以外にも、妖力とか霊力とか、呪力とか、色々なものがあります。自創作に現在魔力しかないのは、普通に統一してた方が間違えないからです。なんという怠惰でしょうか。他にしっくりくる名前がないからでもあるのですが。
みなさんは不思議な力を使う自分の子たちが、どんなふうに超常現象を起こしているかなんて、考えたことはありますか? 脳内でイメージして力を放出すればその通りになるとか、魔力そのものを練って形を変えているだとか、そんなことを考えるのも面白いかもしれませんね。
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